「つらら」の塩作り

製造工程

厳冬流氷接岸する
氷の海から汲み上げた海水を
オホーツクの山々から
切り出されるカラ松で焚き
ひたすらに数日かけて
じっくり、じっくり
煮詰めてゆきます。
手間暇かけた「オホーツクの塩」は
大正三年の味噌作りが始まりです。

オホーツクの味

冬、厳冬流氷接岸する氷の海から汲み上げる海水は0℃〜2℃。それは手の切れる程の冷たさで、その海水を沸騰させ、時間と負荷を惜しまず作っています。

こだわりの材料

塩を煮詰めてゆく熱源は、オホーツクの山々から切り出されるカラ松を焚きます。味への”こだわり”はここにもあります

伝統の味。
つらら の味。

百年の歴史

「つらら」の塩の原点は、100年以上前に遡ります。
明治四十二年(1909年)三重県圓弁郡梅戸井村より北海道丸瀬布武利へと入植した“南川吉太郎”一家は
総員にて農業に勤しんだ。
やがて大正三年(1914年)この地に長男“保一”と共に
“南川味噌醤油醸造”を創業し以来幾重の苦難を超えて代々八十五年の歴史を刻んだ。
私達はその歴史を礎に、味噌・塩・麺づくりに励んでおります。

一滴、一滴。

オホーツク海水をただひたすらに数日かけてじっくり、じっくりと煮詰めてゆきます。

オホーツクのめぐみを
余すことなく。

数日煮詰め採り出した塩は、海水から美しい塩の結晶へと姿を変えます。
手間ひま掛けて出来上がった料理を目にするような、造り手として嬉しい時でもあります。

海水中に含まれるカルシウム、そして、にがり成分を出来る限り除いたオホーツクの塩は、純白です。香りは、ほのかに太陽の香りが漂います。